天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2018年02月20日 観測技術

RIビーム

天然には存在しない不安定な原子核を、同一の方向に光速に近い速度で進むよう加速させた細い粒子の束(ビーム)。RI はRadio Isotope(放射性同位元素)の頭文字。標的となる原子核と衝突させることにより、不安定な原子 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

JAXA

宇宙航空研究開発機構を参照。

2018年02月20日 恒星

RRライリ

こと座RR型変光星を参照。

2018年02月20日 恒星

RS CVn型星

フレア星を参照。

2017年08月27日 その他

中性水素原子

水素は、陽子1個からなる原子核の周囲をもつ原子に対応する元素であり、質量は1.67353×10-27 kgである。元素記号はH。中性状態では原子核1個に電子1個が結合しており、これを、電離した水素原子に対して、中性水素原 […]

2018年02月20日 理論

r過程

速い(rapid)中性子捕獲とそれに続くベータ崩壊により、核図表で中性子過剰領域にある鉄属より重い元素を形成する過程。rプロセスと呼ばれることも多い。一方、中性子捕獲のほうがベータ崩壊にくらべて遅く(slow)進行するも […]

2018年02月20日 観測技術

SExtractor

天体画像から天体像を自動的に検出し、測光を行うソフトウェア。Source-Extractorの略。パリ天文台のベルタン(E. Bertin)とヨーロッパ南天天文台のアルノーツ(S. Arnouts)によって開発された。大 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

SIMBAD

フランスのストラスブール天文台の天文学データセンター(CDS)で運用されている天体カタログおよび天体情報のデータベース。主に恒星を中心に整備されてきたデータベースだが、現在はほぼあらゆる種類の天体をカバーしている。天の川 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

SOHO

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)が1995年に打ち上げた太陽と太陽圏を観測するための衛星。名前はSolar and Heliospheric Observatoryの頭文字に由来する。しばしば […]

2018年02月20日 理論

SPH法

流体を粒子で表現するグリッドレス法の一つである。圧力項を大きさをもった粒子間の力として表現し、粒子は局所的な速度に従って運動するラグランジュ的計算法であり、密度のコントラストが大きい圧縮性流体の扱いに優れている。単純な取 […]

2018年02月20日 観測技術

Suprime-Cam

シュプリームカムを参照。  

2017年09月25日 天文学史

大論争

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

Swift

スイフト衛星を参照。

2017年08月27日 人名

チャンドラセカール

スブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar;1910 - 95)はインド出身のアメリカ天体物理学者。 ラホール(パキスタン)で生れ、マドラス(現在のチェンナイ)で育った。マド […]

2018年02月20日 理論

s過程

遅い(slow)中性子捕獲とそれに続くベータ崩壊によって鉄族より重い元素をつくる過程。sプロセスと呼ばれることも多い。核図表で安定線上の原子核が形成される。中性子捕獲が速い(rapid)r過程とは核図表の上で異なった経路 […]

2017年08月27日 装置・施設・データベース

チャンドラ衛星

(Chandra X-ray Observatory) 1999年7月にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたX線天文学 衛星で、スペースシャトルにより軌道に投入されたグレートオブザーバトリーズ(Great Obse […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

TRACE衛星

アメリカ航空宇宙局(NASA)が太陽遷移層とコロナの高解像度画像観測のために打ち上げた小型衛星である。この衛星は航空機上から切り離されたペガサスロケットで1998年4月2日に打ち上げられた。長期間の連続観測を可能とするた […]

2017年09月25日 装置・施設・データベース

カブリ数物連携宇宙研究機構

文部科学省の世界トップレベル拠点プログラムによって2007年に東京大学に設置された研究組織。後に東京大学国際高等研究所の傘下となった。数学、物理学、天文学を融合して宇宙の起源、進化、未来など宇宙に関する根源的な疑問を解明 […]

2018年02月20日 恒星

Tタウリ型星

可視光でも観測される若い星のことであり、前主系列星の一種。 スペクトルにHα線などの輝線が見られる。原始星が進化して、周りのガスが少なくなった状態の星であり、内部構造において対流が卓越していると考えられる。HR図の林トラ […]

2018年02月20日 観測技術

UBV測光

Uバンド(紫外線)、Bバンド(青)、Vバンド(緑)の3色を用いた測光観測で、これらのバンドに基づくU-BやB-Vの色指数が恒星の表面温度の違いに敏感なので、星のスペクトル型を推定するのに適している。測光システムも参照。


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関連画像

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* U, B, V, Rc, Ic バンド(測光系)の感度曲線。各バンドのピークを1に規格化してある。
安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.5(日本評論社)
* U-BとB-Vの二色図。破線はさまざまな温度の黒体放射のスペクトルが占める位置。白丸のついた曲線は、各スペクトル型の星の位置を示す。
安藤裕康「星の明るさと色」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本・定金・佐藤編『恒星』1.1節 図1.6(日本評論社)