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前原英夫「星座と望遠鏡」(丸善)の図をもとに作成
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通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて […]
原子核が1個または複数の中性子を捕獲して、より重い原子核に変わる反応。熱核融合反応では作ることができない鉄より重い元素(超重核)は、恒星の内部のs過程や、重力崩壊型超新星爆発の際のr過程と呼ばれる中性子捕獲反応で合成され […]
アインシュタインの提唱した一般相対性理論の基礎方程式で次のように表される。 $$G_{\mu\nu}=\frac{8\pi G}{c^4} T_{\mu\nu}$$ ここで、 $G$ と $c$ は万有引力定数と光速度を […]
地球外知的文明探査(Search for Extraterrestrial Intelligence)の略号。セチと発音する。当初は地球外文明との交信(Communication)を目指したのでCETIと呼ばれていた。交 […]
鉄より重く、中性子捕獲とベータ崩壊の繰り返しにより形成される元素。中性子捕獲元素の形成過程にr過程とs過程の2種類がある。中性子捕獲がベータ崩壊に比べ速く(rapid)進行するのがr過程、遅く(slow)進行するのがs過 […]
重力レンズによって作られる遠方天体のリング状の像。重力レンズを引き起こす天体(銀河、クェーサー、銀河団)と同じ視線上の真後ろに点光源がある場合に完全な円環の像ができる。この円環の半径がアインシュタイン半径である。銀河団に […]
星間ガスの主要な3成分のうちの1つで、中性水素原子からなるガス。HIガスともいう。星間空間では典型的には数密度が数個cm-3程度で温度は100 K程度である。天の川銀河では水素分子ガスに比べると、中心から離れたところに分 […]
天の川銀河の中心付近にある分子ガス雲の複合体。英語の頭文字からCMZ(しーえむぜっと)と呼ぶことも多い。銀河面に沿って、中心から半径200~300パーセク(200~300 pc=1000光年)程度の範囲に数十pcの厚さで […]
年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった […]
宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部(現・宇宙科学研究所)が中心となって開発した赤外線天文衛星。2006年2月22日にM-Vロケットで高度約750 km の太陽同期軌道に打ち上げられた。口径68.5 cm の炭化ケイ素 […]
ドイツがアメリカとイギリスの協力のもとに1990年6月に打ち上げたX線および極紫外線衛星。名前はRöntgen Satelliteに由来する。視野2度でエネルギー分解能を備えた検出器か、視野38分角で角度分解能2秒の検出 […]
冷たいダークマターの候補となる素粒子の一種。量子色力学(QCD)におけるCPの破れの問題を解決するために導入された粒子である。ここで、Cとは電荷の符号を反転する変換、Pとは空間座標を原点に対して反転させる変換である。実験 […]
銀河の中心にあるブラックホールとその周囲の構造のこと。銀河の中には中心が点状に強く輝いているものがあり、観測的にはこの点状天体を銀河中心核と呼ぶ。特に、広がりに比べて明るさが通常の恒星の集積では説明できないほど明るい場合 […]
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