天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2017年08月26日 時と暦

グレゴリオ暦

1582年にローマ教皇グレゴリオ13世(Pope Gregory XIII)によって、従来のユリウス暦を廃して新たに制定された暦。1582年10月15日金曜日から適用されている。ユリウス暦同様に太陽暦であるが、季節とのず […]

2017年08月26日 時と暦

矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。 太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑星 […]

2017年08月26日 時と暦

金環日食

金環食ともいう。日食を参照。 国立天文台三鷹 金環日食映像(2012年5月21日) https://youtu.be/RrIbnr2DRBo

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ガリレオ探査機

アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機。1989年10月に打ち上げられ、1995年から2003年までの間、木星と衛星、磁気圏などの観測を行った。1995年12月の木星到着時には、プローブを木星大気に突入させ、大気組成 […]

2017年08月26日 時と暦

均時差

視太陽時と平均太陽時の差。均時差=視太陽時ー平均太陽時で定義される。均時差は2月中旬に最小値(約-15分)、11月初旬に最大値(約+16分)となる。また年に4回、4月15日、6月14日、9月1日、および12月25日に0と […]

2017年08月26日 時と暦

協定世界時

国際原子時(TAI)において24時間(86400秒)で定義された1日と、地球の自転から決まる1日(平均太陽日)とのあいだには僅かながら違いがある。 このため、国際原子時(TAI)をもとに、ずれを調整した時刻系である協定世 […]

2017年08月26日 人名

カイパー

カイパー(Gerard Peter Kuiper;1905-73)はオランダ生まれのアメリカの天文学者。1933年にライデン大学で学位取得後アメリカに移住し、1936年からはヤーキス天文台に勤務、1950-52年の間ヤー […]

2017年08月26日 時と暦

下弦

月の位相を参照。

2017年08月26日 時と暦

外合

合を参照。

2017年08月26日 時と暦

会合周期

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

サイディングスプリング天文台

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリングにあるオーストラリア国立大学(ANU)が運用する天文台。口径3.9 mのアングロオーストラリア望遠鏡(AAT)、UKシュミット望遠鏡(UKST)、口径2.3 […]

2017年08月26日 人名

ガウス

ガウス(Carl Friedrich Gauss;1777-1855)はドイツの数学者、物理学者、天文学者。数論から測地学、光学と広範な研究を行ない、19世紀最大の数学者といわれる。ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク […]

2017年08月26日 観測天文学

黄道座標系

黄道面を基準面として定義した天球の座標系。この座標系における経度を黄経、緯度を黄緯と呼ぶ。黄緯0°が黄道面であり、黄緯±90°は黄道の極である。黄道の北極を北黄極(North Ecliptic Pole(NEP))。南の […]

2017年08月26日 観測天文学

基本星表

天球上の座標系を定めるために選ばれた天体の座標が掲載されているものを位置星表と呼ぶが、その中でも最も精度の高い星表を基本星表と呼ぶ。FK3カタログ、FK4カタログ、FK5カタログ、ヒッパルコスカタログ(ヒッパルコス衛星を […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

仮想天文台

コンピュータ上に築かれた仮想的な天文台。バーチャル天文台(VO)とも呼ぶ。計算機の中に蓄えられたデータを観測された宇宙と見なし、それをいろいろな角度から解析(観測)するという概念から名づけられている。現在、世界中で電波か […]

2017年08月26日 観測技術

原子核乾板

アクリル板に写真乳剤(臭化銀など)を両面に塗布したもので、荷電粒子が入射すると乳剤中の物質を電離して電子を作り、その電子が銀イオンを引き付けるため、現像すると荷電粒子が通過した飛跡を銀粒子の集まりとして見ることができる。 […]

2017年08月26日 観測天文学

黄道の極

黄道座標系を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

カッシーニ探査機

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1997年に打ち上げた土星探査機。当初は、小惑星彗星探査機(Comet Rendezvous Asteroid Flyby(CRAF))と同じ […]

2017年08月26日 観測天文学

黄道面

黄道を参照。

2017年08月26日 天文台・研究所・大学

国際天文学連合

国際協力を通じてあらゆる側面から天文学の発展を図ることを目的として、1919年に設立された非政府の世界組織。国際科学会議(ISC、2017年以前はICSU)に属する40の国際学術団体の一つである。天文学者を代表する国の機 […]


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関連画像

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2006年のIAUプラハ総会における「惑星の定義」の議決風景
(クレジット:IAU)
* IAU Officesとその所在地
IAU戦略計画2020-2030
* IAU戦略計画2020-2030冊子(日本語版及び英語版)
PDF版は、https://www.iau.org/administration/about/strategic_plan/からダウンロード可能。
日本語版は、https://tenkyo.net/activity/iau-publications/iau_strategic_2019_jp/ にもある。
* ビッグアイデア-天文学の主要概念- 天文学リテラシーの提案 (日本語版)
https://tenkyo.net/activity/iau-publications/big_ideas2020/

* 天文学の技術と私たちの生活 医療からWi-Fiまで
https://tenkyo.net/activity/iau-publications/from_medicine_to_wi-fi/