天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2017年08月26日 時と暦

朔望月

朔(新月)から次の朔(新月)までのように、月の満ち欠け(月の位相)が一周する周期。地球と月の公転が楕円運動であるため。この周期は年間を通してわずかに変化する。そこで、年間を通じた平均を朔望月とする。その長さは29.530 […]

2017年08月26日 時と暦

暦(こよみ)

暦(れき)を参照。

2017年08月26日 時と暦

国際原子時

原子時計によって定義されている高精度で安定した時刻のこと。フランス語の頭文字をとってTAIと呼ばれることが多い。国際度量衡局(BIPM)において、世界70か国以上に設置されている約500個の原子時計の時刻の刻みの平均をと […]

2017年08月26日 時と暦

原子秒

原子時計で決められている1秒のこと。セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間である。国際単位系の1秒の定義でもある。

2017年08月26日 時と暦

国際日付変更線

地球上で時刻と日付の対応が混乱することを防ぐために、ほぼ経度180度(=東経180度=西経180度)の線に沿って海洋上に仮想的に引かれた線。単に日付変更線ともいう。この線を西から東に越えるときは日付を1日遅らせ、逆に東か […]

2017年08月26日 宇宙の進化

コスミックバリアンス

宇宙に対するある観測量が宇宙全体の平均値からずれていること、あるいはそのずれの大きさ。宇宙は一つしか観測できないため、宇宙の大構造を特徴づけようとすると十分な統計精度を確保することができなくなる。このために観測によって得 […]

2017年08月26日 時と暦

黄道十二宮

天球上で、黄道を中心とした、惑星(太陽と月などを含む)が運行する帯状の領域(獣帯: zodiac)を黄経にしたがって等分割した12の「サイン(sign)」の総称。サインは「宮」とも呼ばれていたのでこの名がある。占星術に登 […]

2017年08月26日 時と暦

恒星時

春分点の時角のことで、子午線に対する春分点の方向、あるいは春分点を基準とした地球の自転量と考えてもよい。恒星時は15°を1時間の割合で換算して時分秒の単位で表す。つまり、恒星時とは春分点が子午線を通過してからの時間と考え […]

2017年08月26日 時と暦

恒星年

恒星に対して地球が太陽の周りを1公転する周期のこと。天球上において、太陽が恒星に対して黄道を一周する周期といってもよい。365.25636日である。これに対して、春分点を基準として太陽が黄道を一周する周期が太陽年(365 […]

2017年08月26日 観測天文学

コヒーレンス

可干渉性を参照。

2017年08月26日 時と暦

恒星日

恒星日とは恒星時0時から次の恒星時0時までの時間のこと、すなわち、春分点が南中してから次の南中までの時間である。春分点そのものも歳差・章動により変動するが、1日における変動量は十分小さいので、地球が恒星に対して360°自 […]

2017年08月26日 時と暦

航海薄明

薄明を参照。

2017年08月26日 時と暦

航海暦

天体暦を基にして船の航海のために便利なように編纂した暦。天球上における星、月、太陽などの日々の位置が記載され、時しん儀(クロノメーター)・六分儀とともに天文航法に用いる。日本では、海上保安庁海洋情報部が発行する『天測暦』 […]

2017年08月26日 観測技術

コマ収差

光軸に対して斜めに入射する光線が像面で一点に集まらないために起こる収差。 像面では彗星のコマ(頭)から拡がる尾のような形を示す。収差の大きさは入射角に比例する。

2017年08月26日 時と暦

原子時計

原子は、いくつかの特定の状態をとるが、ある状態から別の状態に移るときに特定の周波数の電磁波を放出したり吸収したりすることが知られている。この特定の周波数の電磁波を基準とした時計を原子時計と呼ぶ。たとえばセシウム原子時計の […]

2017年08月26日 時と暦

ある天体から見た2天体の黄経または赤経が一致するときを指す。たとえば、惑星が地球から見てちょうど太陽方向に来るような場合がこれであり、地球よりも内側の軌道を回る内惑星(水星や金星)の場合、惑星が地球から見て太陽の向こう側 […]

2017年08月26日 観測技術

ゴースト

光学系を構成する光学素子は完全ではないために、明るい光源(天体)からの光の意図しない反射などにより生じる偽物の像。透過素子であるレンズは、わずかであってもレンズ表面での反射が避けられない。反射した光は別のレンズや鏡などを […]

2017年08月26日 時と暦

夏至

黄道上で太陽の黄経(黄道座標系を参照)が90度になる時刻。この時刻を含む日(夏至日)も一般には夏至とよばれている。6月20日頃で、二十四節気の一つである。日本(北回帰線以北の北半球)では夏至の日に太陽の南中高度が最も高く […]

2017年08月26日 時と暦

月食

太陽-地球-月がこの順番にほぼ一直線となり、地球の影に月が入って暗くなる現象。地球の半影に入る場合は月が暗くなったことはほとんどわからない。このため、一般的には単に月食というと、月が地球の本影に入る本影月食のことを指す。 […]

2017年08月26日 時と暦

月齢

直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値。0 から約29.5までの値をとる。月の位相も参照。


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