天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

2018年12月12日 観測技術

SI

国際単位系の略称。

2018年12月11日 観測天文学

天体カタログ

天体の情報を体系的にまとめたリスト(表)のこと。星のカタログは星表と呼ばれることが多い。最も古い星表は紀元前129年に完成したと言われるヒッパルコス星表で、1000個あまりの恒星の位置と明るさの光度階級が記載されている。 […]

2018年12月11日 観測天文学

天文座標系

天体の位置を表すために用いられる座標系。赤道座標系、黄道座標系、銀河座標系、超銀河座標系など天球上に張られた天球座標系と、観測者から見た地平座標系がある。

2018年12月04日 観測天文学

ハッブルの法則

ハッブル-ルメートルの法則を見よ。

2018年12月04日 観測技術

立体角

ステラジアンを参照。

2018年10月06日 時と暦

タイムゾーン

共通の標準時を使う地域全体のこと。地方時、標準時を参照。  

2018年10月03日 理論

潮汐ロック

共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、潮汐の影響により自転周期と公転周期が等しくなっている状態を指す言葉。同期自転とも言う。この状態では、天体が常に相手に同じ面を向けて回転する。もっとも身近な例は地球 […]

2018年10月03日 理論

宇宙論的赤方偏移

宇宙膨張によって遠方の銀河のスペクトルに見られる赤方偏移。

2018年09月27日 装置・施設・データベース

グリニッジ天文台

グリニッジ王立天文台を参照。

2018年09月03日 理論

ガウス分布

正規分布を参照。

2018年08月12日 太陽系

イトカワ

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143 […]

2018年08月12日 太陽系

リュウグウ

はやぶさ2探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1999年に発見され1999 JU3の仮符号がつけられ、後に正式に登録されてリュウグウ(162173 Ryugu)と命名された。浦島太郎の伝説などか […]

2018年08月12日 太陽系

地球接近天体

小惑星、彗星、流星体(流星を参照)など太陽系小天体のなかで、近日点距離が1.3au (au は天文単位)以下で地球軌道に接近する軌道を持つ天体の総称。地球近傍天体、近地球天体などと呼ばれることもある。また、英語の頭文字を […]

2018年07月15日 原子・分子過程

逆転分布

反転分布を参照。

2018年07月12日 理論

コリメーション(宇宙ジェット)

宇宙ジェットの流れが細く絞られる現象のこと。日本語では「収束」という。トロイダル磁場などによって荷電粒子の流れが磁気的に細く絞られる場合と、星間空間のガス圧などによって流体力学的に細く絞られる場合がある。

2018年07月12日 観測技術

コリメーション(光学系)

光学系において、レンズや凹面反射鏡などを用いて平行光線ビームを得る(コリメートする)こと。分光器においては、対象からの光を分散素子に入射させる前にコリメートするのが一般的である。コリメートするレンズなどをコリメーターと呼 […]

2018年07月03日 銀河・銀河団

おとめ座銀河団への落ち込み運動

局所超銀河団の銀河がおとめ座銀河団の重力に引かれて落ち込んでいる運動のこと。多数の銀河の距離と視線速度(後退速度)を測定し、視線速度がハッブル流からどれくらいずれているかを調べる過程で1980年頃に発見された。天の川銀河 […]

2018年05月02日 理論

収束

コリメーション(宇宙ジェット)のこと。

2018年05月02日 高エネルギー現象

天体物理学的ジェット

宇宙ジェットを参照。

2018年04月15日 理論

ヒッグス粒子

素粒子に質量を与えるスカラー場(ヒッグス場)とその励起状態であるヒッグス粒子(電荷0、スピン0のボソン)の存在が1960年代半ばに提唱された。自発的対称性の破れにより真空期待値をもつようになったヒッグス場とゲージ粒子の相 […]


Warning: Use of undefined constant post - assumed 'post' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/xs390629/astro-dic.net/public_html/wp-content/themes/astro-dic2023/archive.php on line 33

関連画像

画像をクリックすると拡大されます

* 標準模型に含まれる素粒子の一覧。
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Standard_Model_of_Elementary_Particles.svg
を参考にして制作。
* LHCの実験でヒッグス粒子を発見した二つのチームのうち日本も参加しているATLASチームの報道発表。https://indico.cern.ch/event/197461/contributions/1478916/attachments/290953/406671/ATLAS_Higgs-CERN-seminar-2012.pdf にある図より作成。