矩
よみ方
く
英 語
quadrature
説 明
矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。
太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑星がある場合を東矩(とうく)と呼ぶ。東矩のころは夕方に惑星が南中する。とくに、月の場合は上弦と呼ばれる。
太陽の方向から西に90度ずれた方向に外惑星がある場合を西矩(せいく)と呼ぶ。西矩のころは明け方に惑星が南中する。月の場合は下弦と呼ばれる。
内惑星が矩になることはない。合、衝も参照。
2018年08月23日更新
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