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ガス吸収フィルター

 

よみ方

がすきゅうしゅうふぃるたー

英 語

gas absorption filter

説 明

太陽系外惑星の重要な検出方法であるドップラー法では、観測される輝線吸収線の波長が実験室での波長とどれだけずれているかを精確に測定する必要がある。この際、観測機器などに起因する系統誤差を小さくする代表的方法の一つとして、ガス吸収フィルターを用いる方法がある。これは、恒星の光を特定のガスを封入した容器(ガス吸収セル)に通して分光し、波長が安定したガスによる吸収線を恒星のスペクトルに重ね合わせ波長の基準とするものである。この基準に対する恒星の吸収線の波長変化を測定することにより、検出器の温度変化などによる見かけのスペクトルのずれを取り除くことができる。ガス吸収セルとしては用いられるガスによって、フッ化水素セル、ヨウ素を封入したヨードセルなどがある。

2020年03月11日更新

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