タリー-フィッシャー関係
よみ方
英 語
Tully-Fisher relation
説 明
渦巻銀河の光度Lと回転速度Vの間に見られるという形の相関関係で、銀河のスケーリング則の1つ。1977年にタリー(B.Tully)とフィッシャー(J.Fisher)によって発見された。nの値は光度を定義するバンドパスによって異なるが、概ねn=3-4の範囲にある。回転速度の指標には中性水素ガスの21cm線の線幅(ドップラー幅)が使われることが多い。これは回転速度のほぼ2倍に当たる。タリー-フィッシャー関係は渦巻銀河の距離指標関係式としても用いられている。
2018年08月16日更新