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尾(彗星の)

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よみ方

お(すいせいの)

英 語

tail

説 明

彗星太陽に接近したときに彗星から反太陽方向に延びる明るい構造。塵の尾(ダストテイル)は、彗星から放出された塵(ダスト)粒子が流出したものであり、明るく広がり太陽光を散乱して白色から黄色がかった色をしている。太陽放射圧の効果で弓なりに弧を描くのが特徴である。イオンの尾(イオンテイル;ガスの尾、プラズマの尾、などと呼ばれることもある)は、彗星からガス分子として放出されてコマに含まれる電離したイオンが、太陽風磁場によって引きずり出されたもので、青みを含んだ色をしている。イオンは磁力線に沿って運動するため、幅は狭くて直線的である。

2023年02月05日更新

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    ヘールボップ彗星の尾。青い直線的な筋がイオンの尾。明るい白色のものはダストの尾。(ESO)
    彗星の模式図(国立天文台)
    https://www.nao.ac.jp/astro/basic/comet.html