スターバースト銀河
よみ方
すたーばーすとぎんが
英 語
starburst galaxy
説 明
スターバーストが起きている銀河。2種類に大別される。中心部でスターバーストが起きている円盤銀河や合体銀河と、全域あるいは一部の領域でスターバーストが起きている青色コンパクト矮小銀河がある。後者は形態の観点から矮小銀河に分類される。銀河風を伴っているスターバースト銀河も多い。近傍ではM82が有名である。スターバースト銀河では、星から出た光の大部分がダストに吸収され、赤外線として再放射されている。そのため、スターバースト銀河の明るさの指標として赤外線光度が用いられることが多い。典型的なスターバースト銀河は1011 太陽光度以下だが、極めて明るいものも少数ながら存在する。1012 太陽光度以上のものは超高光度赤外線銀河(ULIRG)と呼ばれる。スターバーストを終えて間もない銀河は特徴的なスペクトルを示し、ポストスターバースト銀河と呼ばれている。
2023年05月08日更新
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