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青色コンパクト矮小銀河

 

よみ方

せいしょくこんぱくとわいしょうぎんが

英 語

blue compact dwarf galaxy

説 明

矮小不規則銀河の一種。BCDと省略されることもある。大きさは数キロパーセク(数kpc=1万光年)程度と小さいが、矮小銀河としては例外的に表面輝度が高い。ガスを豊富に持ち、活発な星生成活動をしている。重元素量は通常の不規則銀河よりも低い。これらの性質は、この銀河が比較的若い進化段階にあることを示唆する。矮小銀河も参照。

2018年08月16日更新

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    典型的な青色コンパクト矮小銀河、I Zw 18。
    おおぐま座にあり、見かけ等級は約16等。知られている銀河の中で最も重元素量が低い。ハッブル宇宙望遠鏡撮影。(クレジット:NASA)。
    http://hubblesite.org/gallery/album/pr2007035b