六曜
よみ方
ろくよう
英 語
対応する英語なし
説 明
暦(れき)の日にちにつけられている「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」の六つの符帳のこと。中国の民間信仰に由来するとされているがルーツは定かでない。14世紀に日本に伝わったとされるが、現在の六曜になるまでには多くの変遷があった。六曜のそれぞれには吉凶などの運勢が定められているが、その解釈も流派により異なるものもあった。本家の中国でも日の吉凶とはほとんど関わりないと考えられていたという記録もある。
明治5年の改暦に際して、旧暦にあった日の吉凶を占う暦注は禁止されたが、もともとそこに含まれていなかった六曜は禁止の対象でなかったために以後、暦注の一種として流行した。科学的根拠は全くないものだが、明治以降の市民生活にかなりの影響を与えてきた。しかし、「結婚式は大安に」などの風習を考慮しない人も次第に増えてきている。
2023年09月17日更新
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