写真等級
よみ方
しゃしんとうきゅう
英 語
photographic magnitude
説 明
写真乾板に写った天体の明るさ(写真の黒み)をもとに決められた等級。初期の写真乾板は主に青色波長域に感度があったので、写真から決めた等級は、肉眼で見た明るさから決めた等級(緑から黄色の波長域にウエイトがある)と系統的にずれることがわかり、その区別をするために前者を写真等級、後者を実視等級と定義した。後には実視等級も写真観測から決められるようになったので、写真実視等級とも呼ばれる。写真等級は 、実視等級は
または
と表記する。現代の測光システムの中では、写真等級はBバンド、実視等級はVバンドの等級に近い。
2018年03月06日更新