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クレーター

小

よみ方

くれーたー

英 語

crater

説 明

隕石や小天体の衝突で形成される、円形の窪地とそれを取り囲むリムと呼ばれる円環状の高まりから構成される地形。隕石孔とも言う。断面がおわん型のもの、平底型のもの、中央に高まり(中央丘)があるもの、多重のリムから構成されているものなど、多様な形態を示す。クレーターという用語は火山噴火口や陥没地形などの他の穴状地形や凹地にも使われるが、惑星科学では、一般的に衝突で形成されたものを指す。大気がないか少なく、表面の年代が古い天体は、クレーターとその放出物(エジェクタ)で表面は覆われている。クレーターの数密度は、表面の年代の指標になる(クレーター年代学)。地球では浸食が激しいために古いクレーターは現存していないが、約200個の衝突クレーターが存在する。その中には、アリゾナのバリンジャー隕石孔など明瞭な衝突クレーターもある。も参照。

2021年06月29日更新

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    コペルニクスクレーター。月の表側の赤道域にある、直径90キロメートルの衝突クレーター。中央丘を保有する。(NASA)
    アリゾナのバリンジャー隕石孔
    https://ja.wikipedia.org/wiki/バリンジャー・クレーター
    出典は以下の画像
    https://solarviews.com/cap/earth/meteor.htm
    御池山クレーター。長野県飯田市の南アルプス南部の御池山(1905メートル)付近にある日本で初めて確認された隕石衝突孔。直径約900 mだが現在は半分以下しか残っていない。2019年7月24日撮影。
    (撮影とクレジット:石川勝也)
    http://www.neptune.carina.gr.jp/wp/