R型星
よみ方
あーるがたせい
英 語
R-type star
説 明
ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。N型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。漸近巨星分枝進化でヘリウム殻フラッシュを繰り返し、その都度、表面対流層が内部に侵入して炭素を表面まで運び上げたと考えられる。C2、CN、CH分子による吸収が強く、特にこれらの炭素化合物は短波長側で光を良く吸収するために、C型星は非常に赤くなる。R型星は表面温度がN型星よりも高い。1868年にセッキ(A. Secchi)により発見された。
スペクトル型(星の)を参照。
2023年04月18日更新
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