ビーム希釈
よみ方
びーむきしゃく
英 語
beam dilution
説 明
対象天体の見かけの大きさよりも角分解能が悪い望遠鏡で天体を観測すると、その真の輝度よりも暗い輝度で分解能程度の広がりを持つ天体と区別が付かない。この現象、あるいは、これによる輝度の過小評価の程度をビーム希釈という。英語のまま、ビームダイリューションということも多い。
電波天文学では分解能が低いことが多いため、ビーム希釈を認識しておくことは特に重要である。観測で得られるアンテナ温度
となって天体の輝度温度より小さくなる。天体の真の輝度が一様で、その広がりが
2023年04月19日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。