星生成率密度(宇宙の)
よみ方
ほしせいせいりつみつど
英 語
cosmic star formation rate density
説 明
宇宙全体を平均して、単位共動体積あたり、どれだけの星が単位時間内に生まれているかを表す値。1立方メガパーセクあたりの星形成率で表し、$[M_{\odot}\,{\rm Mpc}^{-3}\,{\rm y}^{-1}]$ の単位が用いられる。この値を赤方偏移 z の関数として表した図はマダウプロットと呼ばれ、宇宙の星生成史を表す。
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)による深宇宙探査の進展と、2022年から観測を開始したジェイムズウエッブ宇宙望遠鏡(JWST)の初期観測から、宇宙の星生成史の研究が宇宙の夜明け近くまで迫りつつある。
2024年03月06日更新
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