レイリーの解像限界
よみ方
れいりーのかいぞうげんかい
英 語
Rayleigh criterion
説 明
光学系の分解能の基準の一つ。2つの近接した像点を2つであると区別できる限界として、1つの像点の回折による拡がりの第1極小点に2つ目の像点がある状態とする基準。このとき、2つの像点はそれぞれ光強度のピークとなり、その間には極小点(鞍点)が見られる。円形開口の場合は、2点間の離角 $\theta$ は、
$$\sin \theta = 1.220 \frac{\lambda}{D}$$
となる。ここで、$\lambda$ は波長、$D$ は円形開口の直径である。レイリー限界、回折限界あるいはレイリーの評価基準と呼ばれることもある。
2023年04月19日更新
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