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周期-光度関係

高

よみ方

しゅうきこうどかんけい

英 語

period-luminosity relation

説 明

主に、変光星について、その変光周期と平均光度の間で成り立つ法則。セファイドミラ型変光星での法則が有名。脈動変光星では、恒星の内部構造の不安定性が変光の原因となっているため、このような関係が成り立つ。周期-光度関係を用いると変光周期から光度を求めることができるので、それと見かけの明るさを比較することで、変光星までの距離を求めることができる。セファイドも参照。

2020年07月23日更新

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    *大マゼラン雲中のセファイドの周期ー光度(見かけの)等級関係。縦軸は見かけの等級にとってあるが、大マゼラン雲中の星は地球から見れば同じ距離にあると見なせるので、距離指数を補正すれば縦軸は絶対等級に変換できる。
    郷田直輝「宇宙における距離の測定」、シリーズ現代の天文学第1巻、岡村・池内・海部・佐藤・永原編『人類の住む宇宙』第2版 2.4節 図2.18(日本評論社)
    (原図はTanvir 1999, ASP Conf., 167, 84)
    *セファイドの周期-光度関係。赤いバンドに行くほど分散が小さくなる。
    神戸栄治「星の振動の観測」、シリーズ現代の天文学第7巻、野本他編『恒星』1.4節 図1.20(日本評論社)
    (原図はTanvir 1999, ASP Conf., 167, 84)