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パラボラアンテナ

高

よみ方

ぱらぼらあんてな

英 語

parabolic antenna

説 明

放物面鏡を主鏡とするアンテナのこと。放物面アンテナともいわれる。放物面で反射した電波はその焦点に集められ、フィードホーンと呼ばれる1次放射器を通して受信機に入力される。電波が効率良く焦点に集まるためにはアンテナの鏡面誤差が観測波長に対して十分に小さくないといけない。また、大きなアンテナの場合は自重で放物面からはずれる傾向にあるのでホモロガス構造が採用されたりする。電波天文学の対象となる電磁波はほとんどがこの形式で作られているが、特に低い周波数の場合はダイポールアンテナや八木宇田アンテナのような線状アンテナが用いられる。

2018年03月13日更新

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