H𝛂線
よみ方
えいちあるふぁせん
英 語
H𝛂 line
説 明
水素原子が放射するバルマー線(バルマー系列を参照)のうち、主量子数n=3とn=2のエネルギー準位のあいだを電子が遷移するときのスペクトル線である(n=3からn=2への遷移では輝線、n=2からn=3の遷移では吸収線)。可視光で電離水素領域(HII領域)を観測する場合に最も顕著に見えるスペクトル線。波長は656.3nmで可視光の赤に当たる。再結合線、ガス星雲も参照。
2021年07月13日更新
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