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ジャッコーニ

 

よみ方

じゃっこーに

英 語

Giacconi, Riccardo

説 明

リカルド・ジャッコーニ(Riccardo Giacconi; 1931-2018)は、イタリアに生まれ後にアメリカに国籍を移した天体物理学者。
小角反射を利用したX線望遠鏡を開発し、1950年代からロケットに搭載したX線望遠鏡と検出器で宇宙X線の観測を試み、太陽系外からX線が届いていることを初めて示し、1970年打ち上げの最初のX線天文衛星であるUHURU衛星、1978年打ち上げのアインシュタイン衛星、1999年打ち上げのチャンドラ衛星を主導するなど、X線天文学を開拓し、その発展もに大きな役割を果たした。
1981年からはハッブル宇宙望遠鏡のために設立された宇宙望遠鏡科学研究所の初代所長、1993年からはヨーロッパ南天天文台の所長、1999年からはアルマ望遠鏡を運用する大学連合株式会社の社長を務めた。「宇宙X線源の発見につながる天体物理学開拓への貢献」に対し、レイモンド・デービスJr.、小柴昌俊とともに2002年のノーベル物理学賞を受賞した。

2021年02月04日更新

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    リカルド・ジャッコーニ
    (https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2002/giacconi/facts/)