フラウンホーファー回折
よみ方
ふらうんほーふぁーかいせつ
英 語
Fraunhofer diffraction
説 明
平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 十分に離れた位置で観測される回折現象。波長が λ 、スリットのサ イズが D のとき、距離が D2/λ より遠い場合に適用できる。フレネル回折の距離が無限遠の極限に相当する。開口部の後ろにレンズを 置いた場合の焦点部での複素振幅分布、ひいては光強度分布は フラウンホーファー回折と同じパターンとなる。さらに、開口が円形の場合は、理想的な望遠鏡の結ぶ回折限界像(エアリーパターン) となる。
2023年04月20日更新
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