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減衰輪郭

 

よみ方

げんすいりんかく

英 語

damping profile

説 明

ガス粒子(原子や分子)からの放射や吸収によるスペクトル線の形状(線輪郭)は、古典的には外部電場による電子の強制振動子モデルにより表される。このとき、放出・吸収される光子の反作用による減衰効果によりスペクトル線には幅が生じ、ローレンツ関数で表される形状となる。この形状は減衰輪郭と呼ばれ、その半値幅減衰幅という。
量子論では不確定性原理に基づいて減衰輪郭が説明され,その幅を自然幅という。また、比較的高密度なガスに起因するスペクトル線にみられる広がりも減衰輪郭で表され、その幅を圧力幅という。ドップラー幅フォークト輪郭も参照。

2018年04月12日更新

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    *ローレンツ関数とガウス関数の形状の違い