天の極
よみ方
てんのきょく
英 語
celestial pole
説 明
地球の自転軸が天球と交わる点のこと。北側の点を天の北極、南側の点を天の南極という。赤道座標系で赤緯が+90°と-90°になる点である。
天の極は長期的には歳差によって黄道の極を中心に約23.4°の大きさで約26,000年かけて運動するが、短期的には章動によってさまざまな周期の運動をする。歳差のみを考慮した天の極の位置を平均の極、章動まで考慮した位置は天文中間極(以前は暦表極と呼ばれていた)と呼ぶ。
黄道座標系や銀河座標系にも極があり、それぞれ北(南)黄極、北(南)銀極という。
2019年01月07日更新
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