褐色矮星
よみ方
かっしょくわいせい
英 語
brown dwarf
説 明
質量が小さく中心部で水素の核融合が起こらない星。質量が太陽の8%以下の場合、中心部での温度が十分上がらず、水素からヘリウムへの核融合反応が起こらないため、天体は時間とともに冷えていく。スペクトル型としてはL型と、より低温なT型に分けられる。単独で存在しているものもあるが、恒星の周りを回っているものもある。後者の場合、惑星との境界は明確ではないが、重水素の核融合が起こる木星質量の13倍以上の天体を褐色矮星と分類することもある。
2019年09月07日更新
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