ベッセル
よみ方
べっせる
英 語
Bessel, Friedrich Wilhelm
説 明
ドイツの天文学者、数学者(1784-1846).はくちょう座61番星の年周視差を測り、ベッセル関数をつくった。市役所員の子に生まれ、経理役をして数学に興味をもち、オルバース(H. Olbers)の指導でケーニッヒスベルク天文台長となり、世界中の位置観測データを整約して星表をまとめ、また地球測地データをまとめた。精密観測では、はくちょう座61番星の年周視差の測定に成功し、またシリウス星の位置変動を検出し、暗黒伴星によるとした。これが後にシリウスBと呼ばれる白色矮星である。ベッセル関数は多体問題研究中に見つけた。王立天文協会ゴールドメダル受賞。
2018年09月14日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。