面積速度
よみ方
めんせきそくど
英 語
areal velocity
説 明
天体Aが天体Bに対して運動する場合に、天体Bから天体Aに向かうベクトル $\boldsymbol{r}$ がある時間の間に描く細長い扇形の面の面積のこと。微小な単位時間の間に描く面積は天体Aの速度を $\boldsymbol{v}$ として、 $(1/2)\left|\boldsymbol{r} \times \boldsymbol{v}\right|$ であり、角運動量保存則が成り立てば角運動量 $\boldsymbol{r} \times \boldsymbol{p}$ は一定だから、面積も一定になる。つまり、角運動量保存則が成り立つ場合にはケプラーの第2法則(面積速度一定)が成り立つことがわかる。ケプラーの法則も参照。
2023年05月06日更新
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