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アルベド

高

よみ方

あるべど

英 語

albedo

説 明

天体に入射するエネルギーと反射するエネルギーの比。反射率ともいい、0から1の間の無次元の値をとる。気象学や環境学では、地表面が太陽の光を反射する割合を指すことが多い。アルベドは、地表の場所毎に、また雪や雲に覆われるか否かなどの状態によっても異なる。天文学では、太陽系の惑星、衛星、および小惑星など太陽系小天体に対して用いることが多いが、最近は太陽系外惑星にも使われる。この場合には表面の平均的なアルベドを用いることが多い。地球の平均アルベドは約0.3である。惑星で最も高いのは金星で約0.65、最も低いのは水星で約0.1、は約0.07である。アルベドから天体の表面の物質や状態に関する情報が得られる。月に模様が見られるのは場所によるアルベドの違いによる。

2019年10月03日更新

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    満月。2001年7月5日21時03分に国立天文台にて撮影。画像処理を行ったもの。
    クレジット:国立天文台・天文情報公開センター・広報普及室
    https://www.nao.ac.jp/contents/astro/gallery/SolSys/Moon/m010705s.jpg