マーズエクスプロレーションローバー計画
よみ方
まーずえくすぷろれーしょんろーばーけいかく
英 語
Mars Exploration Rover Mission
説 明
アメリカ航空宇宙局(NASA)が、火星表面の地質を観察して岩石を分析することを目的として、2機の無人探査車(マーズローバー)を火星に送り込んだ計画。MERと略称されることがある。2機のローバーはそれぞれスピリット(MER-A)、オポチュニティ(MER-B)と名付けられた。2003年6月10日にスピリットが、同年7月7日にオポチュニティが打ち上げられた。2004年1月3日にスピリットが火星のグセフクレーターに、1月24日にオポチュニティが反対側にあるメリディアニ平原の一角に着陸した。
2機のローバーの運用期間は3か月であったが、スピリットは2010年3月に通信が途絶するまで6年間にわたり探査を実施し、オポチュニティは2018年6月に通信が途絶するまで14年以上にわたって探査を続けた。
ホームページ: https://mars.nasa.gov/mer/
2020年05月12日更新
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