ボン掃天星表
よみ方
ぼんそうてんせいひょう
英 語
Bonner Durchmusterung
説 明
1852年から1859年にかけて、ドイツのボン天文台での観測に基づいてアルゲランダー(F. Argelander)が中心となって編纂した星表と星図。北天の9.5等より明るい星324,000個の位置と等級が記載されている。眼視観測による星表としては最も広汎なものであった。ここに掲載された星の表記法、 BD -16° 1591 などは現在でも使われている。 このボン掃天星表の完成以来、南天の星へと同じ様式の星表の拡張が進められた。1892年にはアルゼンチンのコルドバ天文台の観測から作られた「コルドバ星表」が、さらに1896年には南アフリカのケープタウン天文台での写真観測による「ケープ写真掃天星表」(1896)が作られた。この3つの星表を合わせて掃天星表ということもある。
2023年05月03日更新
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