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速度-距離関係

高

よみ方

そくどきょりかんけい

英 語

velocity-distance relation

説 明

宇宙膨張による銀河赤方偏移(宇宙論的赤方偏移)を後退速度として解釈したときの、距離と後退速度の間の関係。近距離にある銀河では比例関係となることを1927年にルメートル(G. Lemaitre)が、また1929年にハッブル(E.Hubble)が発見した。このため一般には、ハッブル-ルメートルの法則と呼ばれる。

2020年03月17日更新

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    *ハッブルが1929年に発表した、銀河の後退速度と距離が比例すること示す図。(原図はHubble 1929, Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, Volume 15, Issue 3, pp. 168-173)
    銀河の後退速度と距離の関係。縦軸は速度(km/sec)、横軸は距離(100万パーセク)。ハッブルが1929年に発表したデータに比べると後退速度の上限が1000 km/secから20,000 km/secまで伸びたことがわかる。
    (E.Hubble & M.L.Humason 1931, ApJ, 74, 43 より引用)