自己重力系
よみ方
じこじゅうりょくけい
英 語
self-gravitating system
説 明
自らの重力で形状を保っている系。惑星、恒星、惑星系、連星、球状星団、銀河、銀河団などが挙げられる。銀河団は宇宙で最大の自己重力系である。系の全エネルギーは負であり、運動エネルギーと重力ポテンシャルエネルギーの間にはビリアル平衡が成り立っている。球状星団や銀河は、非常に多くの恒星でできていることに注目して、自己重力多体系と呼ぶこともある。
2018年03月06日更新
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