パリ天文台
よみ方
ぱりてんもんだい
英 語
Paris Observatory
説 明
ルイ14世の時代の1667年にパリに開設された天文台で、現在は、付属施設としてムードンにある太陽観測所とナンセーにある電波観測所の2つを有する。初代の台長は、土星の輪の間隙を発見したカッシーニ(G. Cassini)。1679年に世界初の航海用の暦を発行した。1882年には口径33 cmの屈折望遠鏡が完成し、写真星図計画(Carte du Ciel)を開始した。また、1987年までは国際報時局が置かれていた。現在では隣接するパリ天体物理学研究所(IAP)とともにフランスの天文学の中心である。大学相当機関として教育にも関わっている。
ホームページ:https://www.obspm.fr/-observatoire-de-paris-.html
2018年10月04日更新
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