最大エントロピー法
よみ方
さいだいえんとろぴーほう
英 語
maximum entropy method
説 明
必要な全ての情報が揃っていない場合に、観測や測定などで値が確定している部分を拘束条件として、全ての情報を統計学的に推定する際の手法の1つ。英語の頭文字をとってMEMと呼ぶこともある。これは、すでに得ている制限条件を満たしつつ得ていない情報は最も確率が高いと考えられる推定値を選ぶ方法である。開口合成望遠鏡では、ビジビリティが限られたu-v面上の点でしか得られないため、真の天体画像を推定するには、この類の画像処理が必要となる。同じ目的のアルゴリズムとして、クリーンも広く利用されている。
2018年04月10日更新
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