マジックガンマ線望遠鏡
よみ方
まじっくがんませんぼうえんきょう
英 語
Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov Telescope(MAGIC)
説 明
マックスプランク物理学研究所を中心に、ドイツなどの国際協力でガンマ線天文学のためにカナリア諸島ラパルマ(標高2200 m)に建設された2台の大気チェレンコフ望遠鏡。英語名称のMajor Atmospheric Gamma-ray Imaging Cherenkov Telescopeの頭文字からMAGICと呼ばれる。 口径17 m(総面積 236 m2 )の反射鏡を備え、1台目は2004年、2台目は2009年に観測を開始した。2台の大口径望遠鏡でチェレンコフ光像をステレオ観測することにより、数10 GeV以上のガンマ線シャワーを精度良くとらえることができ、かにパルサーや活動銀河核からのガンマ線をとらえるなどの成果を得ている。
ホームページ:
https://www.mpp.mpg.de/en/research/astroparticle-physics-and-cosmology/magic-and-cta-gamma-ray-telescopes/magic/
2023年05月08日更新
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