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国際地球準拠系

 

よみ方

英 語

International Terrestrial Reference System(ITRS)

説 明

地球重心を原点とし、地球に固定され、地球とともに回転する座標系。具体的には国際地球基準座標系(ITRF)によって構成される。 国際地球基準座標系における観測者の位置(X,Y,Z)は緯度\varphi、経度\lambdaおよび準拠楕円体からの高さhから、以下のように求められる。

X =(N+h)\cos \varphi \cos \lambda
Y =(N+h)\cos \varphi \sin \lambda
Z =[N(1-e^2)+h] \sin \varphi

ここで、Nは卯酉(ぼうゆう)線曲率半径、eは準拠楕円体の離心率で、準拠楕円体の扁平率をf、地球の赤道半径をR_{\rm E}とすると以下のようになる。

N =\frac{R_{\rm E}}{\sqrt{1-e^2\sin^2\varphi}}
e^2 =f(2-f)
(すなわち、地球の極半径R_{\rm p}とすれば、f=\frac{R_{\rm E}-R_{\rm p}}{R_{\rm E}}である。)

2018年09月16日更新

関連画像

国際地球準拠系
* 国際地球基準座標系における観測者の位置
片山真人「天体位置の表現」、シリーズ現代の天文学第13巻、福島登志夫編『天体の位置と運動』第2版 2章 図2.9 (日本評論社)