逆コンプトン散乱
よみ方
ぎゃくこんぷとんさんらん
英 語
inverse Compton scattering
説 明
運動する電子が光子を散乱してエネルギーを与え、もとより高いエネルギーの光子が生成される過程。天体の放射機構の一つである。光子から電子にエネルギーが渡される場合をコンプトン散乱と呼ぶのと区別してこう呼んでいる。超新星残骸や活動銀河核などの高エネルギー天体において、高エネルギーまで加速された電子からX線やガンマ線が生成される機構の一つと考えられている。
2020年06月01日更新
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