FOCAS
よみ方
ふぉーきゃす
英 語
Faint Object Camera and Spectrograph
説 明
すばる望遠鏡のカセグレン焦点に搭載された微光天体分光撮像装置。装置内の平行光束中に挿入する光学素子として、フィルター、グリズム、偏光子などを選ぶことにより、波長域370-1000 nmでの撮像、分光、偏光分光などさまざまな観測が可能。撮像観測では視野直径6分角を0.1秒角/画素で撮影、分光観測では50個あまりの天体のスペクトルを、それらの天体の位置に合わせてスリットを切ったマスクを事前に用意することで同時に観測できる。遠方銀河の観測などで活躍している。偏光分光観測モードは極超新星とガンマ線バーストの研究などでユニークな成果を挙げた。
ホームページ:
https://www.naoj.org/Introduction/instrument/j_FOCAS.html
2019年02月06日更新
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