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ドップラー

 

よみ方

どっぷらー

英 語

Doppler, Christian Andreas

説 明

クリスティアン・アンドレアス・ドップラー(Christian Andreas Doppler、1803 -1853)は、オーストリアの物理学者、数学者。観測者と震動源との相対運動によって振動数が変化すること(いわゆる「ドップラー効果」)を音と光について詳しく調べ、1842年に『二重星と天界の星の光の色につい て』(Uber das farbige Licht der DoppelSterne und einiger anderer Gesterne des Himmels)を発表した。
ザルツブルグの石工業の家に生まれたが、少年時代は病弱であったため、商業に就かせたいとする父親の意向で師範学校に進んだ。その後6年制ギムナジウムの卒業資格を得、ザルツブルクで哲学を、ウィーン大学とインペリアル・ロイヤル工科大学で数学と物理学を学んだ。1835年にプラハ高等工業高校の数学教授員の職につき、1837年にプラハ工科大学の数学と幾何学の助教授となり、1841年には同大学正教授、1847年にはケムニッツの鉱山森林学院の教授を経て1850年からはウィーン大学の物理学研究所初代所長となった。しかし、若い頃に父の石工場で働いたせいか肺病を患い、49歳で他界した。

 

参考:https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/item/114-7_461.pdf

 

2024年09月29日更新

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    1907年の『Abhandlungen』161号に掲載されたクリスチャン・ドップラーの肖像画
    https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Doppler-1.png