コロナグラフ
よみ方
ころなぐらふ
英 語
coronagraph
説 明
日食時以外に太陽のコロナを観測するために考案された観測装置で、焦点面に明るい太陽を遮る円盤を置いてすぐ近くの暗いコロナの観測を可能にする。瞳位置には太陽の回折光や散乱光を遮る絞り(リオストップ)を設置して太陽光の減光率を高める。同様の原理で、明るい天体(恒星)の周りの暗い天体(伴星や太陽系外惑星、原始惑星系円盤など)の検出を目的とするステラーコロナグラフもある。これも単にコロナグラフと呼ばれることも多い。ナル干渉計も参照。
2020年03月11日更新
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