計算格子
よみ方
けいさんこうし
英 語
computational grid
説 明
差分法を用いて偏微分方程式を解くときに、物理量を割り当てる点の集まり。偏微分方程式の差分法では、空間に連続して分布する物理量を、細かい点に分割して計算する。この点は通常網の目のように分布しているので、点の集まりを計算格子と呼び、点を格子点と呼ぶ。密度や速度などの物理量を格子点に割り当て、格子点上の物理量を更新することによって計算を進める。計算格子が細かいほど、解の解像度は増え、解の精度も向上する。計算方法によって計算格子の選び方はさまざまである。構造格子、千鳥格子、直交格子、直交非構造格子、適合格子細分化法、デカルト格子も参照。
2018年03月06日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。