ブラッグ回折
よみ方
ぶらっぐかいせつ
英 語
Bragg diffraction
説 明
結晶のような周期的な構造を持つ物質に対して、ある波長λ の光が入射するとき、結晶面となす角度をθ として、ブラッグ(W.L. Bragg)の条件 nλ=2d sin θ(n は次数と呼ばれる正の整数、d は結晶の格子間隔)が満たされるような場合に光は回折される。これをブラッグ回折あるいはブラッグの法則という。回折される光が結晶面となす角度はθ に等しい。この角度をブラッグ角と呼ぶ。X線望遠鏡、スーパーミラーも参照。
2023年04月26日更新
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