ブラケット系列
よみ方
ぶらけっとけいれつ
英 語
Brackett series
説 明
水素原子で電子が主量子数 n = 4 のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。主に近赤外線で放射され、1922年にアメリカのブラケット(F.S. Brackett)によって発見された。n=5,6,7,…,∞ から遷移するときに放射されるスペクトル線はそれぞれ Brα(波長4.051 μm), Brβ(2.625 μm), Brγ(2.165 μm),…, Br∞(1.458 μm)と書かれる。再結合線、ライマン系列、バルマー系列、パッシェン系列も参照。
2023年04月26日更新
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