Be型星
よみ方
びーいーがたせい
英 語
Be star
説 明
表面温度が1万度から3万度の恒星はB型星に分類されるが(スペクトル型(星の)を参照)、その中で水素輝線を示す(または、以前に示した)ものを特にBe型星(eはemission lineの意味)と呼ぶ。高速で自転し、遠心力によって放出されたガスが恒星の周りに円盤状に分布していると考えられている。ガスの放出は定常的ではなく、活発に放出を起こす期間と比較的静的な期間を繰り返す。また、ほとんどのBe型星は、周期およそ1〜0.5日程度の準周期的光度変化を示す。X線連星系のパルサーの伴星はBe型星であることが多い。スペクトル分類(星の)も参照。
2024年08月30日更新
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