バリウム星
よみ方
ばりうむせい
英 語
barium star
説 明
バリウムの強い吸収線を示す赤色巨星。連星系に属することが確認されており、CH星と同様に、連星系において漸近巨星分枝(AGB)星で合成されたs過程元素を多く含む物質が表面に降着することによって特異な組成になったと考えられる。ただし、バリウム星は金属量の高い(種族Ⅰの)天体であり、CH分子吸収帯はCH星ほど顕著ではない。化学特異星も参照。
2019年09月13日更新
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