バーデの窓
よみ方
ばーでのまど
英 語
Baade's window
説 明
天の川銀河の中心に近い方向にある、星間減光が特に小さい領域。銀経1°、銀緯 -4°付近にある。可視光以外の観測ができなかった時代には天の川銀河の中心付近を観測する唯一の領域だといわれていたが、可視光で見える星は天の川銀河の中心から600 パーセク(600 pc=2000 光年)以上離れている。現在では、天の川銀河の中心付近の恒星は星間減光の影響が少ない赤外線で観測されている。
2023年05月12日更新
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