バーデ-ウェッセリンク法
よみ方
ばーでうえっせりんくほう
英 語
Baade-Wesselink method
説 明
星の真の大きさと見かけの大きさ(視直径)から、セファイドやこと座RR型変光星のような脈動変光星の距離を求める幾何学的方法。年周視差による方法と同じ幾何学的方法なので、宇宙の距離はしごの最も基本的な方法の一つである。アメリカのバーデ(W.Baade)により1926年に提案され、1946年にオランダのウェッセリンク(A.J.Wesselink)により改訂されたのでこの名前がある。
この方法では脈動の1周期にわたる分光観測によって、星の表面の速度変化
として半径の変化量
視直径の変化
で表されることから、
2023年05月12日更新
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