アメリカ国立光学赤外線天文学研究所
よみ方
あめりかこくりつこうがくせきがいせんてんもんがくけんきゅうしょ
英 語
National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory: NOIRLab
説 明
アメリカの地上天文観測に関わる組織を運用する中枢的な研究所。現在はNOIRLabが正式名称となっている。
1984年にアメリカ国立科学財団が、全米天文学大学連合によって運営されていたキットピーク国立天文台とセロトロロ汎米天文台の運用を統合してアメリカ国立光学天文台を設立した。その後、キットピーク国立天文台の3.5-m WIYN 望遠鏡(1994)やセロトロロ汎米天文台の4.1-m SOAR望遠鏡、2台の8.1-mジェミニ望遠鏡(2001)などが新たに加わり、ベラルービン天文台も建設の運びとなったため、それらのデータを包括的に扱う組織(コミュニティ科学データセンター)を含めて全体を統括するNOIRLabが2019年に設立された。現在NOIRLabが運用するのは、キットピーク国立天文台、セロトロロ汎米天文台、国際ジェミニ天文台(ジェミニ望遠鏡を参照)、コミュニティ科学データセンター(the Community Science and Data Center (CSDC))、およびベラルービン天文台である。
ホームページ
https://noirlab.edu/public/about/
NOIRLabに至る歴史
https://noirlab.edu/public/about/history-of-noao/
2024年01月08日更新
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