ローランド円
よみ方
ろーらんどえん
英 語
Rowland circle
説 明
凹面回折格子の表面と同じ曲率半径を持ち、凹面回折格子がその一部となる円のこと。すなわち、ローランド円の円弧の一部に凹面回折格子の表面が置かれる形となるような円。ローランド円上で回折格子の斜め前方に入射スリットを置き、光を凹面回折格子で分散させると得られるスペクトルは、回折格子から見て入射スリットと逆の方向のローランド円上で結像する。この種の配置は紫外線やX線の分光器として用いられる。
2018年04月12日更新
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